日々思う日記

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10周年記念シンポジウムご案内
シンポジウムのお知らせ!入場無料なので是非!

司会は私の師匠の白鳥浩教授です。ちなみに、忘年会(「宇宙飛行士の山崎直子さんを囲む会」・「地元町会の忘年会」)があるので16時ごろに退散いたします。
 最後にかけてのシンポジウムが面白いので、お時間の許される方は是非とも最後まで。それは・・・・・
 シンポジウムのパネリストの間島先生は「地方分権・地域主権なら任せとけ!」山本先生は東北大学大学院でも教えておられる公共政策なら任せとけ!という最高の教授陣だからです。


法政大学大学院政策科学研究科
創立10周年記念シンポジウム

「地方分権か地域主権か:公共政策の視点から」

主催:法政大学大学院政策科学研究科・法政大学大学院政策科学研究所・法政大学大学院環境政策研究所

日時:2010年12月19日(日)午後2時から5時まで

入場無料:どなたでも参加できます。

<基調講演>
片山虎之助(たちあがれ日本、参議院議員、初代総務大臣)
原口一博(民主党、衆議院議員、前総務大臣)

<パネリスト>
間島正秀(法政大学大学院政策科学研究科長(地域政策論)
山本 啓(法政大学大学院政策科学研究科客員教授(公共政策論)、日本公益学会会長)

<司会>
白鳥 浩(法政大学大学院政策科学研究所長(現代政治分析論))

<場所>
法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー26階スカイホール

お問合せ先:法政大学大学院事務部大学院課

21世紀の日本の政策科学は劇的な変化を経験した。特に「聖域なき構造改革」を標榜した小泉純一郎首相の自公連立政権の時代に、「三位一体の改革」に代表される国と地方のあり方の見直しなどが行われ、「地方分権改革」は展開されることとなった。これにより、住基ネットの導入、「平成の大合併」とよばれる市町村の合併など、日本の地方のあり方は、それまでと大きな様変わりを遂げるようになった。

さらに、自公政権のあと、後に「政権交代選挙」と呼ばれることとなる、2009年の衆議院議員選挙において、民主党を中心とした勢力が、政権を担当することとなった。民主党はそのマニフェストの中で「地域主権」というスローガンを用い、従来の地方分権に対して新たな視点を提起しようとしているように見える。しかしながら、政権に就任した民主連立内閣の「地域主権」は、未だ必ずしもその姿を明確に見せているとはいい難い。

本シンポジウムは、まさに、こうした国と地方のあり方の変化の10年の始期に誕生し、その変化と共に歩んできた法政大学大学院政策科学研究科の10周年記念シンポジウムである。この新世紀の、従来の公共政策の抜本的な見直しの着手、その是非を大きな政策課題として問うという目的を持っている。こうした国と地方のあり方は、21世紀に入って劇的に変化を遂げた。シンポジウムにおいては、その始点としての小泉政権期、そして政権交代以降の現在、そして将来への展望を実際のその政策担当者をお迎えし、「地方分権」、「地域主権」といった言葉に象徴されるわが国の公共政策の大転換の可能性を、このような変革の時代にふさわしい「新しい政策科学」の視点から検証しようとするものである。

それは、今後の日本の公共政策の枠組みの上で、国と地方のありかたをあらためて位置づけなおすことを通じて、「マニフェスト」、「ガバナンス」など、現代日本の公共政策のゆくえを左右するキーコンセプトをめぐる、あくまで「政策の現場」の視点に立脚した総合的討論を深めることにつながるであろう。
2010年12月18日


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