日々思う日記

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四市複合の視察と河野太郎議員の講義
【10月19日(月)、20日(火)】
 19,20で四市複合事務組合の視察へ。視察内容は、四市での斎場建設に備えた富山県高岡市の斎場見学である。この建物は、住民からの反対を受け、開設当日まで揉めに揉め、逮捕者が出た始末であった。そのことは、今後、四市でも起こらない保証はないので事前に十分な話し合いを要するものだ。しかしながら、いやなものは嫌という断固反対であるから、話し合いも無かったのだろうと思われる。行政側も絶対必要なのだ!という強い信念がなければ納得させられないだろうが・・・・厳しい話であった。
 また、2日目は特別養護老人ホームの見学であった・・・ それよりも印象深かったのは、街を歩いている人がいないことであった。高岡市と言えば人口17万人を有する都市であり、駅前も栄えていないわけではない。立派な商店街、駅前通りから街中には路面電車も走り、繁華街は飲み屋が立ち並び、基盤整備は整っているにもかかわらず、人が殆ど(全くと言ってよいほど)いないのである。
 この表現は非常に甘く聞こえるだろうが、夜、その街中を20分ほどかけて散策してみたのだが、飲食店やその他のお店(シャッターも多く閉まっていたが)には、見事、お客が一人もいないのである。結局、この間、コンビニを見つけることもできなかったので、手ぶらでホテルに戻ったことは言うまでもない。私は全国各地を回っているが、ここまでの都市はなかったよう思えた。
 駅前でも、空き地であったり、田舎であれば話は別であるが、基盤が整い、建物や店はびっしり立ち並び、開店しているものの、「歩いている人がいない!」というのは初めてであり、20分間ですれ違った人はたった二人であったことも驚き。地方都市はこんな状態なのか!そして、今年が「開町400年記念」として前田利長がこの町を開町して400年というイベントを大々的に行っている最中であるにも関わらずだ。
 翌日、高岡駅の「地下街のお土産屋や魚売り場」と書いてある看板に従い、歩いて行くと、そこは・・・お客は地下街全体で5人いなかったのではないだろうか?どうやって食べているのだろうか?自分がこの都市の市長・市議だったらどうするだろうか?何から先に手をつけるかと真剣に考えてしまった。
 夜は、へとへとに疲れていたものの、「河野太郎議員の政治権力論」の講義であったので、いざ、市ヶ谷へ。講義内容は「核燃料リサイクルと利権構図について」であり、非常にわかりやすく、「へえ〜そうだったのか!」という大変ためになる講義であった。この内容については、「ウラン→プルトニウム・・・利権」に絡むお話であり、ブログで描くにはもったいない話であるので、是非とも直接お会いした方のみにお話しさせていただこうと思う。民主党には期待をしているが、やっぱり無理かな・・・官僚に向かって行くポーズはとれても支援団体には切り込めないもんな〜

 
2009年10月21日


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