日々思う日記

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どうなるの?
【2月21日(土)】
 私は10年前にに市議会議員ご選出をいただき、その時からの公約として「船橋市の政令指定都市」は欠かしていない。あの当時から合併問題や、地方分権、道州制について調査研究しており、その集大成として、大学院で論文化したいと考えていた。しかしながら、調査すればするほど大合併には弊害が多く先の先まで考えなければ、市民を間違った方向へ誘導してしまうことになるわけである。そこで、周りが盛り上がっているから、我が市も合併しようなど安直な考えでは国の思うつぼで、より一層、地方は国になめられるばかりである。だから、国の動向を見据えながら慎重に判断することが必要と考える。
 何を言いたいかというと、道州制は生き物で、まだ、如何様にも変化し続ける状況の下で、ただただ、市町村だけが、隣近所の顔を見回して、お見合いをしながら合併を繰り返している。つまり、中央省庁が「意欲も体制もない現在の自治体へ財源や権限を渡せますか?器が小さすぎますよ」ということで、道州制の受け皿を確立すべく、広域制=効率性 ということで、基礎自治体をより大きくすべく推進しているものである。それと、国税と地方税の税源配分も考えていかねばならず、依存財源の規模をできるだけ縮減させるということも考えなければならない。
 地方分権時代は、住民間との税負担割合まで踏み込んだ、歳入自治まで考える必要がある。
 それには、将来的に独立採算的なことも視野に入れるべきであるが、市川や船橋は企業・産業がなく、市民税中心の財政状況であり、少子高齢化が進み、人口減少に拍車がかかると・・・
 新聞を読んで驚いてしまったが、この4年間で合併の調印まで・・・ということであった。そうすると、これから合併の議論をした場合、合併ありきの協議となって非難の声もしだいに大きくなり、マイナスに働くことも考えられる。
 つまり、この4年間で、合併に関するデメリットをすべて解消し、メリット>デメリット という、市民の方々へコンセンサスがとれるかどうか?が最低条件ではないかと思われる。私は、この4年間で調印まで持って行くという意気込みは素晴らしいと思うが、10年を目途とする道州制をもっと見極められるように、10年かけて議論を尽くし、道州制と同時に政令指定都市を目指してもよいのではないかと考えるが・・・だって、多分、市町村合併は進むが、「国家公務員や国会議員は何も改革されず」「都道府県合併なされず」ということも考えられるから・・・・だって、一昨日のブログに下記の地方分権改革推進委員会の二次勧告について書いたが・・・

分権改革委員会が出した「二次勧告」について、3月末までに、二重行政や出先機関の改革工程が出される予定だ。
 これに対して官僚の大反発があるようだが、秋までに改革大綱を閣議決定して、2010年の通常国会に「出先機関改革一括法案」を提出するらしい。
 これひとつみても、この頃ってどこが政権を握っているんだろうか?画にかいた餅になりそうだし、いつも地方が馬鹿見てるように思えるので、国の動向を見据えるべきではないか?
 
2009年2月21日


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